一歩前に進んだ

 そんな一日だった。最近、なんでも「めでたい」ってそうですねみたな同意の意味で勝手に使って相手を困らせることあるけど、めでたいものはめでたいから使う。「終電逃しちゃった」「お腹すいた」「顎が痛い」「上場した」これは全部めでたい。あと、めでたくなりたい。ロシア料理屋さん行って暖かい煮込み料理食べてめでたくなりたい。めでたくなりたいなあ。

 ちょっと真面目にデータベースの勉強したい、リレーショナルのやつ。あとはそれと一緒に集合論。抽象的なものを想像して形にしたりするの、頭がちょっと柔らかくなったりしている感じする。

 生物とかの研究って、データありきだから実験データに対してパースしたり変換したり解析したりするからやってることはプログラミングの問題としては簡単でめっちゃめんどくさいだけのことが多い。データにいつも振り回されているし、実データを扱うから抽象化する意味があんまりない。例えば、ここにpiyoとpoyoって二つの遺伝子があったとして、これを上位概念のGene classとして抽象化して考えてみましょうとかあんまり意味なくて、piyoとpoyoそれぞれの働きとかそういうの調べましょうってなる。でも例えば、生命を理解したいとか思ったらいつまでもpiyoとかpoyoのことをやって帰納的にに統合しましょうとかそんなのは夢物語で、Geneみたいな抽象化が必要じゃないのかなとぼんやり思っている。そういうのができる人は生物学者じゃないんだろうなー。自分でもあんまりよくわかってないけど。

 人類すごいからオブジェクト指向とかSQLとか考えだしたけどほんとにすごい、天才だと思う。歴史を勉強する必要がある。興味あることを勉強したりしてるのは面白い。分厚い本をかばんに入れて持ち運ぶのも気にならなくなる。重いけど。