電車が発明されたの19世紀だった

 21世紀の人類における日常的な移動手段がいまだに電車(または車)であることについて、首都圏を中心とした極めて複雑に入り組んだダイヤが制御され、数百万単位の人間がそれを利用している事実は特筆すべきことであると同時に、都心地下鉄などにおいては、他社同士の相互乗り入れ化が進み、乗り換えの利便性は向上しつつも、互いの路線があまりにも密結合すぎて、常磐線が遅延して千代田線も遅延して、小田急線が入線を待って遅延する、みたいなことが普通に起こるのは、予測できることだし、もうすこしロバストになって欲しいと思った。

 今日は雪で、神奈川県には大雪警報が出てるくらいだった。横浜線も東神奈川行が京浜東北線の運転見合わせで一駅15分くらいかけて進んでたから大変だった。はっきり言って、15cm程度の積雪で運転見合わせる乗り物に21世紀の人類が未だに乗ってるのおかしいと思うし、そもそも電車が発明されたの19世紀とかだったと思う。

 でもほんとは、こんなことゆったり、主張したいつもりは全然なくて、あまりに出来事が前時代的だったから書いてしまったわけで、もし21世紀の電車は積雪でも余裕で運行してる乗り物だったら、ほんとは、愛を語ることの難しさや、愛を語ってしまうことへの嫌悪についてはじめから書けたと思う。昨日というか一昨日は久しぶりにGolden liquidを飲んだからとても元気になったんだった。