コーヒーを飲み続けている

 コーヒーが好きだ。ほぼ毎日、欠かさずま淹れている。高校生くらいの頃から飲み始めたと記憶しているので、仮に1年間に200杯飲んだとすれば1000杯ちかくのコーヒーを飲んだ計算になる。多いのか少ないのかはよくわからないが、比較的飲む人間に分類されるのだとは自覚している。

 挽きたての豆の香りは良い。お湯が沸く間に、ミルで豆を挽くこともまた楽しみである。挽いた豆の粒度によってコーヒーの味、特に濃さは大きく変化する。淹れているあいだは、なにも考えていない気がするけど、翻って、淹れていないときも考えていないことには変わりはない気がする。

 コーヒー豆がお湯をめいっぱい吸い、膨らんでくる様を眺めることはかなり楽しい。白と茶色の素晴らしいグラデーションがドリッパーに広がっていく。良い。いまコーヒーを抽出しているのだ、という気持ちを強く感じることができる瞬間である。

 この間、ゲイシャ(Geisha)という銘柄のコーヒーを淹れたときは本当に美味しかった(豆を頂いた)。これは芸者ではなくエチオピアの地名らしい。グラムあたりの値段もほほう、それは高いですね、というものだった。

 朝起きた時には目が覚めるし、運動の後のアイスコーヒーは水分補給にもなるし、勉強中に飲めばその気になるし、コーヒーを飲むことは良いことばかりである。コーヒーを飲んでやらかした話なんぞ小耳に挟んだことは無い。

 人に淹れてもらったコーヒーもまた良い。バリスタである。

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